仕事に想いを籠めること
<2023.1.9 メルマガより>
2023年の第1週目が終わりました。
つい先程年越しそばを食べていたような気がしているのですが、時の流れが年々速くなっているように感じます。
年初のコーチングは、未来に向けたお話が多く、クライアントさんの笑顔をたくさん拝見することができ、私も幸せを頂いています。
さて、仕事始めの日の帰りに、ファミレスのガストに行ってみました。
目的は「感動ハンバーグ」を頂くこと。
こちらは、11月からの期間限定プロジェクトで、ミシュランで星を獲得している「sio」の鳥羽周作シェフと共同開発されたもの。
ネットで「美味しい」と評判になっていて気になっていました。
ガストに行くのは7-8年ぶり。その時のお料理の印象があまりよくなかったのでそれ以来足が遠のいていたのでした。
久し振りに行ってみて、まずシステムが変わっていてびっくり。タブレットオーダーは当然で、ロボットが配膳。
可愛らしくて、目の前を通る度に、気になってしかたありません。皆さん何を召し上がってるんだろう?と。
そして、肝心の「感動ハンバーグ」。
コースがおすすめのようですが、食べきれる自信がなかったため、単体にしました。
すると・・・・・なんと美味しいこと!
ファミレスのレベルを完全に超えています。
文字通り「感動」そして、満足して帰宅。
再度、背景をチェックしてみました。
ガストのHPにも情報はありますが、心打たれたのが、鳥羽シェフのnote。
「感動ハンバーグのプロジェクトを通じて一番感動したのが僕だった」
子供の頃、一番最初にナイフとフォークを使って食べたのがガストのハンバーグだったことから始まり、
「鳥羽くんのお父さんの料理、食べてみたいけど高くて行けないよ」と息子さんの友達に言われたこと。
(「sio」のお料理は2万円ほどの価格設定だそうです。)
「感動」というネーミングがお客さんに与える意味を考え意図を込めたこと。
そして、開発を通じ鳥羽シェフが得た「3つの感動」(開発プロセス、スタッフ、お客さん)。
1,300店で均一化されているシステムにおいて、均一化されたクォリティを担保することの難しさを克服するのがいかに大変だったか!
このブログを読んでいるうちに、あのハンバーグの味が蘇ってきました。
ここまで想いがこめられている「感動ハンバーグ」、ぜひともコースを食べたくなりました。
期限が今月18日までということなので、時間をつくって食べに行こうと思います。
※追記 後日コースを食べました。
サラダ、スープ、デザートも美味しかった。
お手紙つきでした。
ところで、皆様の仕事や活動にはどんな物語が込められていますか?
前田のコーチとして、そして「傾聴」の原点は、仲良かった友人であるちーちゃんの話を受け止めることができなかったことにあります。
今だったらあんな反応はしなかった・・・・
と、後悔しているのですが、ちーちゃんはもうこの世にいません。
「先が長くない」とわかっていた彼女の心に寄り添うことができなかった。
コーチとして研鑽を積み続けているのは、ちーちゃんの存在が大きく影響していて、「二度とこのようなことがないように」そして、「ひとりでも多くの人の心に寄り添ってお役に立ちたい」と考えているからです。
人は商品やサービスを買うとき、そのもの自体の価値だけでなく、背景にある物語も感じ取っています。
もちろん、マーケティングの手段としてそれを活用することもありますが、特にアピールされていなくても、背景にある大切なものが伝わってくることがあります。
自分自身にしても同様。物語を自覚して仕事をしているのと、そうでないのと・・・在り方や仕事への向き合い方が違ってくることでしょう。
そうなると、自ずと充実感や結果が異なってくるのではないでしょうか。
2023年の初めにあたり、
改めて、「仕事に籠められている物語」を見直してみませんか?
聴き役が必要であれば、コーチとしてお手伝いできます。いつでもお声かけくださいね。
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コーチングオリエンテーション(無料)
https://tinyurl.com/y629gcg7
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※鳥羽シェフのnote
感動ハンバーグのプロジェクトを通じて一番感動したのが僕だった
https://note.com/pirlo/n/n0e9b3ff609d9